soramame

2011年1月10日月曜日

幻想水滸伝2

〜RPGのすすめ〜
第16号:「幻想水滸伝2」

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

新年初、紹介したいゲームは「幻想水滸伝2」です。

さて、物語は「1」の数年後・・・。「1」では親子同士が敵になったりしましたが、今度は親友同士が戦う運命に。

「1」でも登場しシリーズを通してキーとなる27の真の紋章が今回も運命を大きく左右します。
今回はこの力を、2人の親友が、半分ずつ継承します。

そして「強さ」を手に入れた2人・・・。最初こそ力を合わせて戦うんですが、少しずつ、少しずつ、互いの心はずれていき・・・。

登場人物は、「1」のキャラが結構出ます。
フリックとかビクトールとか、さらに前作のデータを引き継げば、「1」主人公も出てきます。これがまた強いんですよね。
ソウルイーターの能力全開で、最強です。

もちろん、仲間は108人です。108人集めれば真EDとなります。
どの作品もそうなんですが、この「2」はぜひ108人集めて、真EDを見ていただきたいんです。
これを見ずして、幻想水滸伝は語れない。

もちろん、真EDも普通のも見ていただきたいです。
「1」の真EDも最高なんですが、っていうかどの作品もなんですが、やっぱり108人集めてこその「幻想水滸伝」です。

107人でクリアしようと、80人でクリアしようと、同じこと。108人でクリアしなければ、幻想水滸伝は完結しないんです。
特に「2」は真EDじゃないと、伏線回収できずに終わってしまいますからね。

とイイことずくしの「幻想水滸伝2」ですが、私は「1」の方が好きなんですよ。
ストーリーとか音楽はすべて互角、けど一つだけ天と地ほどの差がある点があるんです。

ズバリ、戦争イベント!!
私は「1」のワーって突っ込んで、ワーって戦って、ワーって勝利する、あのイベントが好きだったんですよ。

でも「2」では進化してしまって、中途半端なシミュレーションゲームみたいになってしまった。「1」のままでよかった。
3以降のもシミュレーションゲームっぽくなってるんですが、3以降のはちゃんと進化しきってるんで、まだ楽しめます。

でもその戦争イベント以外は完璧といえるRPGです。思えば、「1」と「2」でRPGにハマったのかもしれません。

キャッチコピー「その強さがあれば、全てを守れると思った・・・」にも魅かれますね。
これが、主人公の気持ちを指してるのか、親友の気持ちを指してるのか、それとも両方なのか、私は両方だと思いますが・・・。

27の真の紋章という特別な力を手に入れた2人・・・。2人とも平和を願って戦っていたはずなのに、いつしか敵対・・・。

そして、忘れてはならないのが、その2人の幼馴染であるナナミの存在です。文句なしのヒロインです。
ジーンさんの足元にも及ばない色気ですが・・・。彼女が1番苦しかったんだと思います。
どちら側につくか、自分はどうするべきか、悩んだと思います。

そんなナナミが最後に出した結論は・・・。そして衝撃の結末が・・・。

今思うとナナミは主人公並みの役割を果たしてますね。いやっ、姉的存在だって自分で云ってましたね。
まさに2人の姉のごとき存在だったと最後になって分りました。

長くなってしまいましたが、RPG好きにはたまらない作品ですよ
PSP版の「1&2」が超お勧めです。



幻想水滸伝I&II ベストセレクション