soramame

2010年11月15日月曜日

レトロゲームミュージアム

──────────────────────────

   ( ^−^)_旦~       ε=┏(; ̄▽ ̄)┛

     ♪【レトロゲームミュージアム】♪

   (・д・)y~~          (」°口°)」
               


──────────────────────────

お題 ≪飛龍の拳3 五人の龍戦士 その2≫

前作2のエンディングは
大魔神復活の兆し、赤き凶星は消えてはいなかった!と
なんとも歯切れの悪い終わり方でしたね。
当然本作3でもまた、大魔神復活を巡っての
暗黒界とのエンドレスな戦いが描かれるわけですわ。


本作は、全5章仕立てとなりました。
1〜4章は龍飛たち5人の龍戦士が主役の独立シナリオで
最後の5章でようやく5人そろっての本編が始まるという
そうっす、ドラクエ4丸パクリ形式ですねハッハのハ。


そしてお宝集めの要素は今回も健在ですが
本作で集めて完成させるのは、曼陀羅ではなくて
悪しき者を打ち滅ぼす伝説の聖剣「日輪剣」の柄となりました。
完成のあかつきには剣の部分がドーン!と現れて
さぁラスボスを退治しちゃうわよと、こーいう段取りのようです。


そうそう、今回の龍戦士たちは
剣や棍といった武器を携えて戦うようになったんですよ。
まぁですが、技のビジュアル的な表現が変わっただけで
上中下の心眼システムでバトる方式はまったく同じです。
特に間合いが伸びてるとかそういうのも特に無いしね。


それではシナリオをざっくりご紹介していきますです。
まずは序盤の1〜4章まで。


第1章は龍飛シナリオ。
武者修行の為、ニューヨークの格闘集団に挑んだ龍飛。
だがそいつらはあの龍の牙の残党であった。
またしても大魔神復活のため動き始めた暗黒界。
龍飛は再び龍戦士として戦う時が来た事を知る。


第2章はハヤトシナリオ。
古くは草薙の剣、またある時はエクスカリバーとして
時代や場所を越えて人類に悪しき物と戦う力を与えてきた聖剣、
「日輪剣」の情報を探っていたハヤト。現代の所有者らしき
日本の忍者一族を訪れるが、ここでも暗黒界の影が忍び寄る。


第3章はワイラーシナリオ。
世界中で起こる若者失踪事件。CIA所属のワイラーは
ここタイで獅子の穴なる地下組織の謎を探っていた。
洗脳され襲ってくる格闘家や無数のゾンビの群れ。
それらは総て、大魔神復活へのエネルギー源として
魔獣ハリティモへと捧げられた生け贄の成れの果てであった。


第4章は昇龍・ミンミンシナリオ。
ヨーロッパ。ここでも若者失踪事件は頻発していた。
ミンミンからとある新興宗教団が怪しいとの連絡を受けた
昇龍は彼女を追って教団本部へと乗り込む。
無数のゾンビをかいくぐり、教団戦士との激闘を戦い抜け。


これらの事件すべてを起こしていた黒幕が、
新たなる敵、暗黒界・五大明王だったという筋書きです。
各章それぞれに、このナントカ明王がボスとして登場。
そして最終五章では、彼らを率いる龍魔王フドウとの対決。
あのフーズフーの兄なり!というなんかカイオウっぽい奴。
こいつを倒せばゲームはクリアのエンディングを迎えます。


ストーリー的にはこれで飛龍3はオシマイです。
2と比べても、随分とシンプルになりましたねえ。
右へ左へ飛びまくってた2とは偉い違いです。
逆に物足りない、って人も多かったんじゃないかなー。


次回は最終第五章とその後のエンディング。



飛龍の拳3

レトロゲームミュージアム

──────────────────────────

   ( ^−^)_旦~       ε=┏(; ̄▽ ̄)┛

     ♪【レトロゲームミュージアム】♪

   (・д・)y~~          (」°口°)」
               


──────────────────────────

お題 ≪飛龍の拳3 五人の龍戦士 その1≫

ファイティングウォーズとかいう外伝はあれど
とりあえずファミコンというプラットフォームでは最後を飾る
カンフーアクションゲーム、飛龍の拳の第三弾でございます。


パンチとキックのABボタンが逆になったという
微妙に紛らわしい改変もありましたが、
なんと言っても一番の変更点は
前作2で初採用したはずのレベルアップ制を
本作ではいとも簡単に廃止してしまったことでしょう。


やはり余程評判が悪かったのでしょうか、
あのガードブレイクもなくなっていました。
確かに、敵の攻撃前に心眼を押さえてれば間違いなく防御する。
これであのストレスから開放されて、やれメデタヤ。。。


とはいかないのが、ゲーム作りの難しいところですなー。
つまらんレベル稼ぎから開放されたのは真に結構なのですが
今度は心眼への反射神経を鍛える以外に勝つ手段がないという
非常にストイックな面が浮き彫りになってしまいました。


一応救済措置はあるんですよ、スタート時の難易度調整。
【ちびっ子 or マニア】モードに【ビギナー or マスター】操作
この組み合わせの違いでゲーム難易度の調整は可能です。
要は、ヘタクソはちびっ子×ビギナーでもやってろって事ねw
確かにこれなら非常に簡単になります。


新規ユーザーと従来ファンの希望をどう両立させるかというのは
長期シリーズ化したどのタイトルもが必ず通る道。
レベルアップという作中での自己調整機能をなくすのであれば
あとはスタート時に入口を分けるしかなかったのは至極当然。
私はこの流れに異議を唱えるつもりは全くないです。
全くないのですが、、、、、、、、、、


最上級のマニア×マスターの難しさには唖然っ!!


なにこれ?! 本当にこんなのデキた人いんの??!
恐っそろしい程にワラワラ群がる道中ザコに
KO満タン闘気弾持参でないとまず勝てないドラゴンライダー、
果てはたったの2撃でやられてしまう剛腕ボクサーなどなど
信じられない強敵が続々登場する極悪な難易度でありました。


私の場合、世界大会のレッドファルコン戦でもうギブアップ。
それこそ一生掛かっても勝つのは不可能だと思いましたもん。
なんせ心眼マークを目で追う反射神経の世界、
もう練習とか鍛えてどうにかなるって話じゃないんです。
すでに心身共に衰えを感じ始めたオッサンが
どう頑張ったって越えられない壁がそこにあった orz、、、、


たぶんゲーセンの音ゲーで神プレイしてるような
あれくらいの超絶反射神経の人じゃないと
この早さには対応できないんだろうなぁ〜〜。
そんな訳で1、2とクリアしてきた身としては
甚だ屈辱ではありましたが、素直に負けを認めて
ちびっ子×マスターモードでのクリアを目指しました。


今回はさすがストーリーレビューはなるべく簡単にして
『2』と『3』の比較なんかをやって終わりと、
短くまとめるつもりではいます。



飛龍の拳3