soramame

2010年11月18日木曜日

レトロゲームミュージアム

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   ( ^−^)_旦~       ε=┏(; ̄▽ ̄)┛

     ♪【レトロゲームミュージアム】♪

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お題 ≪飛龍の拳3 五人の龍戦士 その4≫

それでは予定通り、最後に2と3の比較をやって締めまする。
テーマは、2と3どっちがゲームとして優れていたのか。


大体の意見は「2が最高、3は駄作」というのが多いですよね。
しかし、中には「いや、3が最高だ」という人もいて。
さぁどっちでしょ。


これにはプレイした順番が大きく関わってたと思われます。
確かに連番どおりにプレイした場合なら、
1から2への変化度に比べれば、
2から3への変化度はとても小さく感じたことでしょう。
なんか前とあんま変わんないな、地味だな、と。
実際私も子供の頃は3の途中で飽きちゃいましたしね。


ですが今回改めてプレイしてみると
グラフィックの向上などの技術的な面を抜きにしても
確かに3擁護派の意見ももっともだと感じた点が多々ありました。


・理不尽なガードブレイクがなくなってストレスフリー

・レベルアップ制の廃止による経験値稼ぎからの開放

・防御でもKOゲージが貯まるので一発逆転が容易に

・聖水の数に頼るパワープレイの自制

・ストーリーもあちこち飛ばずにいたってシンプル

・他の4人のメンバーにも陽の目が当てられた


要するに、かなりバランスが良い。
ゲームとしてもスッキリとまとまりが良いんですな。
非難する点がそれほど見つからない良作、それが飛龍3。


そう考えると
逆に2の方がいろいろ大雑把で荒削りだった気がしますねぇ。
ストーリーは行き当たりバッタリだったし、
ガードブレイクはとにかくやっててイラついたし、
セコセコ10個もの聖水稼ぎが面倒くさかったし、
他の龍戦士メンバーはオマケ同然の扱いだったし、


なんか以前に別のゲームで私、
「短所を刈り取るばかりじゃ所詮は凡作止まりだ」なんて
エラそうな講釈垂れた覚えがあるんですが
今回のはそれがイイ具合にまろやかになったという好例でしょう。
まぁ世の中、表もあれば裏もあるってコトでw


さてさてそんなこんなで
飛龍の拳シリーズを連番で一気にご紹介してきた訳ですが
シリーズものの正確な批評の難しさが改めて判った気がします。
これからも前作からのイメージに惑わされることなく
冷静かつ客観的な視点を意識しながら
シリーズものそれぞれの個性と向き合っていこうと思いました。
おしまい。


飛龍の拳3