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♪【レトロゲームミュージアム】♪
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お題 ≪飛龍の拳3 五人の龍戦士 その4≫
それでは予定通り、最後に2と3の比較をやって締めまする。
テーマは、2と3どっちがゲームとして優れていたのか。
大体の意見は「2が最高、3は駄作」というのが多いですよね。
しかし、中には「いや、3が最高だ」という人もいて。
さぁどっちでしょ。
これにはプレイした順番が大きく関わってたと思われます。
確かに連番どおりにプレイした場合なら、
1から2への変化度に比べれば、
2から3への変化度はとても小さく感じたことでしょう。
なんか前とあんま変わんないな、地味だな、と。
実際私も子供の頃は3の途中で飽きちゃいましたしね。
ですが今回改めてプレイしてみると
グラフィックの向上などの技術的な面を抜きにしても
確かに3擁護派の意見ももっともだと感じた点が多々ありました。
・理不尽なガードブレイクがなくなってストレスフリー
・レベルアップ制の廃止による経験値稼ぎからの開放
・防御でもKOゲージが貯まるので一発逆転が容易に
・聖水の数に頼るパワープレイの自制
・ストーリーもあちこち飛ばずにいたってシンプル
・他の4人のメンバーにも陽の目が当てられた
要するに、かなりバランスが良い。
ゲームとしてもスッキリとまとまりが良いんですな。
非難する点がそれほど見つからない良作、それが飛龍3。
そう考えると
逆に2の方がいろいろ大雑把で荒削りだった気がしますねぇ。
ストーリーは行き当たりバッタリだったし、
ガードブレイクはとにかくやっててイラついたし、
セコセコ10個もの聖水稼ぎが面倒くさかったし、
他の龍戦士メンバーはオマケ同然の扱いだったし、
なんか以前に別のゲームで私、
「短所を刈り取るばかりじゃ所詮は凡作止まりだ」なんて
エラそうな講釈垂れた覚えがあるんですが
今回のはそれがイイ具合にまろやかになったという好例でしょう。
まぁ世の中、表もあれば裏もあるってコトでw
さてさてそんなこんなで
飛龍の拳シリーズを連番で一気にご紹介してきた訳ですが
シリーズものの正確な批評の難しさが改めて判った気がします。
これからも前作からのイメージに惑わされることなく
冷静かつ客観的な視点を意識しながら
シリーズものそれぞれの個性と向き合っていこうと思いました。
おしまい。