第9号:「ヴァルキリープロファイル レナス」
今回は、「ヴァルキリープロファイル レナス」を紹介します。
このゲームはもともとPS版で1999年に「ヴァルキリープロファイル」として発売された、
ヴァルキリープロファイルシリーズの1作目です。そして2006年にPSPに移植されました。
その際、タイトルが「ヴァルキリープロファイル レナス」に変わりました。2への布石もあります。
ちなみに現在、これと「ヴァルキリープロファイル2 シルメリア」「ヴァルキリープロファイル 咎を背負う者」の3作が発売中。
私は、このPSP版をプレイしました。
・基本的な概要を紹介します。
このゲームは基本RPGですが、少しアクション要素も含まれています。ダンジョンを探索していき、魔物に当たったら戦闘開始。
この探索時に色んな仕掛けを解いたり、かなりのアクションテクが必要な場合があります。
難易度は最初に選べ、それにより敵の強さが変わるのはもちろん、到達できるエンディング、レアアイテムの有無など様々な要素が
変化します。
ちなみに、エンディングはA、B、Cの三種類があります。Aはベストエンディングでこれを達成するにはなかなかに苦労します。
・ストーリーについて
世界観は北欧神話をモチーフにしており、女神や神族などが登場します。
「勇敢なる人間の魂、女神に宿りて戦地に立つ」
主人公はレナス・ヴァルキリアというヴァルキリーで神族の王に命を下され、下界に降り立ちます。
そして下界で、死に瀕した英雄(セフィロスじゃないっすよ)たちの元に現れては彼らの死に様を見届け、
時には志半ばで命尽きかけている彼らに助太刀しつつ、その魂を集めていき、彼らの魂とともにダンジョンを探索し、
魂を汚す不死者を倒していきます。ある程度、強くなったら神界にその魂を送り、神々の戦いを有利にしていきます。
つまり、下界での戦いと、神界での戦いが同時進行で起きていきます。しかもだれを神界に送るかは自由
それなりに、強い者を送らないと、神界の戦いが不利になってしまいますが、強い者を送りすぎると、
ダンジョンの探索ができなくなってしまいます。しかも、あるスキルを持ってる者を送れ、など色んな要請があって、
その辺にもきを配らなければなります。
・やってみての感想
特にいいな〜〜と思ったのは、ストーリーの独特さ。色んな英雄の死を見届け、彼らの魂を導く、そして神界へ。
今までにまったくしたことのないような物語でした。神々の戦いっていうのもスケールが大きくてテンション上がりました。
あと、グラフィックのきれいさがやばかった。ムービーシーンは圧巻驚愕です。
さらに、私の好きなやり込み要素も盛りだくさん まずAエンディングへの到達。さらにクリア後の裏ステージ・セラフィックゲート。
さらに、さらにセラフィックゲートを完全攻略するのに必要なアイテムをクリア前に集めていないといけません。
しかも難易度はハードでしかそのアイテムが存在しない。このように、このゲームを完全クリアするのはかなり難しいです。
ちなみに裏ボスは、スターオーシャンシリーズ、インフィニットアンディスカバリー、などでも登場するかの有名なイセリアクイーン。
いや〜〜〜強かったです。
ちょっと残念だったのは、英雄の死を見届けているときは、自分で操作できず、ただひたすら物語が進んでいきます。
基本的に、死を見届けてからダンジョン探索。最初のうちは、結構新鮮で、退屈ってこともないんですが、中盤あたりから、
ちょっと操作できない時間が煩わしくなりました。
・PS版とPSP版の違い
私はPSP版をやったので、ここまでの紹介はPSP版のです。PS版との違いは下記の通り。
・多数のムービーが追加された(超きれい)
・PSPの画面サイズに合わせて、画面デザインに変更が加わった
・一部の敵の攻撃内容が変化した
・いくつかのバグが解消された
まあ、これぐらいですね。絶対にPSP版がお勧めです。値段も安くなってますし、なによりムービーこれは観る価値ありです。
紹介は、以上です。「ヴァルキリープロファイル レナス」はちょっと独特なRPGです。
なので、普通のRPGに飽きたという方にお勧めです。