soramame

2010年12月6日月曜日

ダージュオブケルべロス

〜RPGのすすめ〜
第12号「ダージュオブケルべロス」

「星を救い、過去と決別するため  愛銃ケルベロスが挽歌を奏でる」

というわけで、今回は、FF7シリーズの一つ、「ダージュオブケルベロス(DC)」を紹介します。

まずは基本的情報から。
「ダージュオブケルベロス(DC)」ははスクウェア・エニックスから発売されたガンアクションRPGです。
FF7のスピンオフ作品の1つで、2006年1月26日に発売されました。主人公はFF7で登場したヴィンセント。
ちなみに私が、プレイした最初で最後のガンアクションRPGです。

あと、ヴィンセントの紹介もしときますね。
ヴィンセント、本名ヴィンセント・ヴァレンタインは元・神羅製作所総務部調査課(通称タークス)のガンマンで、
FF7でも登場しました。この時は、隠しキャラの扱いで、仲間にしなくてもクリアできました。仲間にするときはなんと、
ニブルヘイムの新羅屋敷地下の棺の中で眠っています。そこに、クラウド達が訪問し、共に、セフィロスと戦うことを承諾します。

ここで、なんで承諾したのかっていうと、ヴィンセントの愛した女性ルクレツィアの息子がセフィロスだったためである。
ちなみに父はあのマッドサイエンティストの宝条です。(FF7の中で一番のワルモノ)まあ宝条も色々苦しんだんですがね・・・・

そして、なんで棺に眠ってたかっていうと、彼はタークス時代に、ルクレツィアを愛していましたが、
彼女はあろうことか宝条と結婚します。この理由は、ヴィンセントの父グリモアと関係があります。
早い話が、彼女はグリモアを死なせてしまったんですね。

しかし、夫の宝条は妻であるルクレツィアをも実験に利用し、彼女は心身共に衰弱してしまいます。これに抗議したヴィンセントは
宝条に撃たれ、て瀕死に。彼を救うために彼女は・・・・・。この後はゲームをプレイしてのお楽しみってことで。

まあ、なんだかんだあって(DCでわかりますが)、ヴィンセントは20年以上棺で眠ることにそして、
「FF7」のリミット技から分るように、モンスター化ができるようになり、体もほぼ不死になります。
実年齢が50以上なのに外見年齢がず〜っと27歳なのはこのため。
ちなみに、FF7でヴィンセントのリミット技をすべてゲットした人は知ってると思いますが、
FF7で彼の最終リミット技のカオスを覚えるためには、ルクレツィアの祠で彼女に奥義書をもらわなければなりません。
なぜ、彼女が持ってるのこれもDCをプレイすれば分ります。

あと、FF7のパーティメンバーの中ではユフィが多く登場して活躍します。もちろん他のメンバーも登場します。
あとFF7ではケット・シーを操作してクラウド達を支援したリーブも活躍します。

では、プレイしての感想ですが・・・・・
ストーリーは面白かったです。FF7では全くもって謎に包まれていたヴィンセントの過去が明らかにされます。
謎が全部とけてスッキリしますよ。 あとCGは綺麗です。ムービーシーンのヴィンセントはカッコイイです。
セリフもいちいちかっこいいですよ

「あの時に凍りついた私の時間が、今ふたたび動きはじめる」

「仕方がない。世界を・・・・救うとしよう」

「眠るべきだったのは・・・・きさまだ、宝条・・・・・!」

「この身体は・・・・私に与えられた罰・・・・・」

終わり方も(隠エンディングですが)、最後に謎を残す感じで、良かったです。あの片翼のやつは誰なのまあこれは、
「FF7クライシスコア」というゲームで分るんですが。

残念だったのは・・・・・・
あんまりアクションにドキドキ感を感じられませんでした戦い方がワンパターンで戦略性に欠けますね。
私は普段RPGしかしませんから、アクションゲームについては良く知りませんが、
アクションゲームの醍醐味はフィールドを駆け回り、敵をなぎ倒していく爽快感だと思います。
でもこのゲームはそんなに爽快感がなかったような・・・・
ストーリーに対するドキドキ感はあったんですがね。次のストーリーが早く観たいからアクションをこなしていくって感じでした。
むしろ、ムービーが観たかっただけだったかもしれません。

つまり、私が言いたかったのは、このゲームはDVDで十分だったってことです。無理にガンアクションを入れずに、
綺麗なCGとストーリーだけを楽しみたかったです。

ですが、何度も言うように、ストーリーとCGは最高ですから、
アクションをちゃちゃ〜〜と終わらせてムービーシーンを楽しめばいいんですよ。
ちなみに難易度はそんなに高くなかったです。一度もGAMEOVERにならないでしょう。難易度は選べますがね。

アクションを期待する人にはどうかな〜〜って思いますが、FF7をプレイした人や、
これからFF7シリーズをプレイしようかな〜って人にはお勧めですよ。
普通版とインターナショナルばんがありますが、後者ではムービーやアクション要素が少し追加されています。